ぐるっとパス 2ヶ月で行きたいとこ全部行く!

ぐるっとパスで行ったところ(2022/9/7~2022/11/6)&2023年の予定

⑦すみだ北斎美術館 常設展

⑦すみだ北斎美術館

住所:東京都墨田区亀沢2-7-2

アクセス:都営地下鉄大江戸線「両国駅」A3出口より徒歩5分 / JR総武線「両国駅」東口より徒歩9分 

展示:常設展

追加料金:なし(一般料金400円)

見学日:2022年9月21日

 

「すみだ北斎美術館」は2016年にオープンした新しめの美術館。「富嶽三十六景」や引っ越しが多いエピソードでも知られる葛飾北斎。どんな作品を描き、どんな人生を歩んだのか、そしてどんなふうに展示をしているのか。ワクワクしながら両国へ向かった。

 

見学したのは平日の午後だったが、受付には10人ぐらい人が並んでいた。半分は外国人で、HOKUSAI人気を実感。その日は企画展2つと常設展があった。常設展のボリューム感が分からなかったので、とりあえず常設展を見学することにした。

 

エレベーターで4階へ移動。常設展は、北斎の人生をいくつかの時代に区切り、それぞれの作品を展示していた。私は北斎のことはあまり詳しくなかったので、見るものすべてが新鮮だった。代表作である「富嶽三十六景」を描いたのは70代だったことにもびっくりした。

 

展示はイマドキのおしゃれな美術館という感じで、照明は暗め。タッチパネルを操作するのが楽しい。お客様はまばらだったので、心置きなくタッチパネルでたくさん絵を見た。

 

最後のほうには、北斎がこたつに入りながら絵を描いている等身大の模型があった。こたつの机で絵を描くのではなく、こたつに身体を入れながら、床に紙を置いて描くスタイル。「起きて描きなさい」と注意されそうな姿勢であるが、この頃すでに北斎は80代。もしかしたら起きるのもしんどかったのかなあ、当時の江戸はすごく寒かったのかなあ、なんて想像する。

 

常設展はスペースこそ小さいけれど、思ったよりも見ごたえがあったので、企画展には行かず、1階の売店へ。売店も小さめだが、商品ラインナップは充実していた。いろいろ見て、結局買ったのは絵葉書2枚だったけど。

 

美術館の外に出ると、目の前は公園で、地元の小学生が遊んでいた。この子たちは美術館がこんなに身近にあるんだなあとちょっとうらやましくなった。