⑭パナソニック汐留美術館
住所:東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
アクセス:JR新橋駅「烏森口」「汐留口」「銀座口」より徒歩約8分 / 東京メトロ銀座
線新橋駅「2番出口」・都営浅草線新橋駅「JR新橋駅・汐留方面改札」・ゆりかもめ
新橋駅より徒歩6分 / 都営大江戸線汐留駅「3・4番出口」より徒歩5分
展示:つながる琳派スピリット 神坂雪佳
追加料金:なし(一般料金1,000円)
見学日:2022年10月31日(月)
ほどよい広さと展示のしかたが好きな美術館で、私が訪れるのは今回が3回目。といっても私は神坂雪佳を知らず、そんなにパンフレットの絵にも魅かれず、仕事が休みの月曜日に「ぐるっとパス」で行かれるから、という安易な理由で行ってみることにした。
会場に入って、まず人の多さにびっくりした。外国人もちらほら。平日の午前中にしてはまあまあ混んでいる。私が無知なだけでとても人気があるんだ、と気づかされる。
神坂雪佳は慶応~昭和を生きた画家・図案家。日本の四季の美しさや愛らしい動物を描いた作品の数々は、絵画のようでデザイン画のようで、ずっと見ていたいと思わせる不思議な魅力があった。
展示室のモニターでは神坂雪佳の作品をスライドショーで流している。ややゆったりとしたテンポだったので、ちょっとだけ見るつもりだったが、気づいたら全部見ていた。
展示をすべて見終わって、もっと早く神坂雪佳を知りたかった、ちょっと大げさかもしれないけれど、今まで神坂雪佳を知らないで過ごした日々がもったいなかったと思った。今より感受性が豊かな10代の私にも見せたかった。
・・・と、ものすごく気に入った神坂雪佳だったが、思いが強すぎたせいか、ショップでは買いたいものがなかなか見つけられずにウロウロ。最終的に鹿が描かれている小さなクリアケースと絵葉書2枚を購入した。壁掛けのカレンダーではなく、卓上カレンダーが売ってたら買いたかったな。
看板の写真を撮りそびれたので、代わりにパンフレットと購入したグッズの写真を。パンフの絵だけだと、神坂雪佳の良さが伝わらない気がしてならない。