⑨ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
住所：東京都中央区日本橋蛎殻町1-35-7
アクセス：東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」3番出口徒歩1分 / 東京メトロ日比谷線「人形町駅」A2出口徒歩8分
展示：南圭子展 透き通る森
追加料金：なし（一般料金600円)
見学日：2022年9月29日
前々から「ぐるっとパス」で絶対に行こうと決めていた展覧会。そのワケは、大好きな作家・小川洋子さんが選んだ作品が展示されていると知ったから。きっと素敵な展示に違いないと確信して、水天宮前駅に向かった。
小さな喫茶スペースの奥にある受付でぐるっとパスを見せ、まずは１階のフロアの展示を鑑賞する。ひとつひとつ作品に向き合う。静寂という言葉はこの作品のためにあるのんだな、と思った。また、それと同じぐらい芯の強さというか、力強さも感じ取れた。
螺旋階段を降りて、階下へ移動する。螺旋階段はふだんあまり使わないので、なんだか秘密の場所へ行くような気分。展示室には小川洋子さんの文章が。アートと文学のコラボ。私にとって至福の鑑賞時間となった。ずっとここにいたいと思ったけれど、そうもいかないので、しばらくして上の階に戻る。
好きな作品を選び、タイトルを書いて本の表紙を作ってみよう、というコーナーがあったので、勇気を出してやってみることにした。＃わたしだけの本、とTwitterで検索すると他の人の作品が見られて面白い。私のは記録としてブログにのみ残しておく。
喫茶店でお茶している人が何人かいて、いいな～と思ったけれど、おなかがすいていたので、絵葉書を購入して美術館を出た。道の反対側のうどん屋さんで遅めのランチ。
期待以上に素敵な展覧会で、私はとても満ち足りた気持ちだった。
