住所:東京都台東区上野公園8-36
展示:フィン・ユールとデンマークの椅子
追加料金:なし(一般料金1,100円)
見学日:2022年9月7日
記念すべき第一号の見学施設は上野動物園の近くにある「東京都美術館」。特別展の「ボストン美術館展」ではなく、企画展の「フィン・ユールとデンマークの椅子」を見に行った。
椅子の展示を見たのは今回が初めて。行く前は椅子を見て面白いのかな、私に面白さが分かるかなとちょっと思っていたけれど、ぐるっとパスで追加料金なしで東京都美術館に行かれるというのはとても魅力的だったので、行ってみることに。
東京都美術館は複数の会場があるが、この展示の会場はギャラリーだった。受付でスマホのぐるっとパスの画面を提示し、ガイドブックをいただいた。ぐるっとパスの最初の見学施設でもらえるらしい。
ギャラリーは下のフロアにあるので、エスカレーターで降りる。会場の様子が上から見えるのだが、平日にしてはほどよい人数が入っており、気分が盛り上がる。
展覧会では珍しく写真撮影がOKのところが多かった。撮影に集中してしまうと展示を見るのがおろそかになってしまうので、私は好みの椅子だけを撮影することに。
鮮やかな色の椅子、ユニークなデザインの椅子、リラックスできそうな椅子・・・椅子を見る楽しさは、自分が座ったらどんな気持ちになるかなあという想像を広げられることだと実感。
そして最後の展示スペースは太っ腹で、そこにある椅子は写真撮影だけでなく、実際に座ることもOKだった。足が少し疲れていたのでちょうどよい。椅子に座っては立つ、というのを繰り返した。
ちなみに私が一番座りごごちの良かった椅子はこちら
頭にクッションがぴったりフィット!
私は一人で行ったので、椅子に座りながら周囲を見ていた。他の人たちも椅子に座るとホッとしたような優しい表情になる。普通の展覧会では他の見学者がどんな表情をして作品を見ているかなんて考えたこともなかった。
この展覧会では、マスク越しではあるけれど、見学者の柔らかい表情もたくさん見られて、幸せな気持ちで帰ることが出来た。